清津峡渓谷トンネルへ行ってきました。自然とアートにふれる旅。【予約・クーポン・ツアー情報】

旅行記
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その渓谷美とSNSで話題になったことから、今多くの人から注目を集めている「清津峡渓谷トンネル」。

先日訪れて、自然の素晴らしさと、アーティスティックな華やかさとで、癒されてきました*

単にインスタ映えするだけでないのが、清津峡。

とっても歴史とつながりがあり、なにか自然のフローを感じられるような場所です。



なので今回は、

「清津峡渓谷トンネルはどんな魅力があるのか?」

と思う方へ、知っておくと魅力が増す歴史見どころ6つをご紹介します。



「事前予約やクーポン、ツアー」の話もしているので、

清津峡渓谷トンネルに興味のある方の旅の参考になったら幸いです。



記載した内容は2021年10月時点のもので、変更になる可能性があります。おでかけの際は、公式ページなどでご確認くださいませ。



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清津峡渓谷トンネルとは

新潟県十日町市にある「清津峡(きよつきょう)渓谷トンネル」。

ここは、自然美とアートが融合し、人々の心を華やかにする話題の観光スポットです。

富山県・黒部峡谷(くろべきょうこく)と三重県・大杉谷(おおすぎだに)とともに「日本三大渓谷」で知られる「清津峡」。


国の名勝・天然記念物に指定されています。



巨大な岩壁が川をはさんでそびえ立つV字型の大峡谷は、圧巻の美しさです。

この壮観な大渓谷を、全長750mのトンネルにある3ヶ所の見晴らしスポット終点のパノラマステーションから鑑賞できます。

トンネル内は、随所にアートな雰囲気が広がりますが、特に「パノラマステーション」は1番の見どころで、SNSで有名です。

峡谷の景色が「水鏡」に反射し、まるで万華鏡をのぞいているかのような幻想空間に出会えます。

紅葉の時期は清津峡に多くの人が訪れますが、

春の新緑から、夏の清流、冬の雪景色まで、1年を通して季節限定の顔を見せてくれる景勝地なのです。



清津峡渓谷トンネルが歩んできたストーリー。


ここで、豆知識。



実際に訪れた時に、より清津峡の魅力を深めるためにも、

「清津峡渓谷トンネルが今に至るまでの歴史」をプレイバックしておきます。

(興味のない方は次に進んでくださいね。^^;)

清津峡渓谷トンネルは、

いわば「訪れる人々が安全に清津峡とよりそうための架け橋」として作られたように思えます。

見るものを圧倒する美しさの影に、ありのままの自然だからこその厳しく強い力を魅せる、そんな清津峡。


ー その歴史は700万年以上前までさかのぼります。



清津峡のはじまりは、古代の「海底火山の噴火」によって火山灰が降り積り、長い年月をかけて形成されたと言われています。(※以下、トンネル内の展示物より。)


清津峡の地層は、「約2,300万年前」のものが今確認されている1番古い地層だそう。



そして、清津峡の主な地層は、約700万年前にマグマが冷え固まってでき(柱状節理)、

隆起や川の侵食をくり返して、冷えたマグマが地上に露出し、現在のように谷が深くなってゆきました。

この「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」という珍しい自然現象によって、他ではあまり見ることのできない渓谷が作られたわけです。

『柱状節理とは?』

ーマグマが冷え固まり、体積が小さく収縮するときにできる割れ目のこと。マグマが縮むときに、垂直な6角形の柱状になる。これを柱状節理という。

ー清津峡は、この柱状の軸が南東方向に40〜60度ほど傾いていて、断崖絶壁に沿って柱状節理が発達している。



その景観の美しさと地形の珍しさなどから、1941年には「国の名勝」「天然記念物」に指定され、

1949年には「国立公園」の一部になりました。


ー 昔は遊歩道だった。


こうして知名度が高くなるにつれて、多くの観光客が訪れるようになるとともに、

「温泉街」が賑わい街全体が活性化されるようになってきたことなどから、

もっと人々が清津峡を鑑賞できるようにと「遊歩道」が作られました。

この遊歩道が、紆余曲折あったのち、現在のトンネルに移り変わってゆきます。


ー 事故による閉鎖を経て。


なぜ遊歩道がトンネルになったかというと、「安全性」が考慮されたからでした。


というのも、1984年に大きな「雪崩」があったり、1988年には「落石事故」が起きたりと、自然が猛威をふるい死傷者を出したのです。




原因としては、

もともと十日町は「豪雪地帯」で雪崩や落石、土砂崩れなどの危険性があったことと、

清津峡の岩壁は、もろく崩れやすい性質をもつ「柱状節理」でできていたことなどが挙げられます。



このような事故があったことで、遊歩道は「立ち入り禁止」になり、

清津峡を愛する地元の人でさえ、美しい渓谷美を見ることができなくなったのです。


ー 渓谷美を愛する人々の声によって動き出す。


清津峡を見れなくなっても、人々の心にはあの清津峡の情景がずっと残っていました。

次第に、

「あの美しい渓谷だけでも見れるようにしてほしい。」

と、多くの地元住民や観光客の声があがるように。



そして閉鎖から4年後、

安全に渓谷美を楽しめるようにと「遊歩道の代替案としてトンネルの建設」が決定したのです。


ー 進化を重ねるトンネル。


1996年、ついに建設が完了し「清津峡渓谷トンネル」として開業しました。

1997年には来訪者が「16万人」にのぼるなどと人気を博しましたが、

「安全だけどトンネルだけでは退屈。」という観光客の声もあり、

2004年には来訪者が10万人以下、2017年には5万人以下に低迷し、温泉街の宿も減少するなど活気をなくしていきました。


その後、2018年に行われた「大地の芸術祭アートトリエンナーレ」の作品として、トンネル内が改装されることに!!



作品は芸術家であるマ・ヤンソン氏や早野洋介氏などによるグループが手がけ、

トンネル内の随所にアートと自然が楽しめるような工夫がほどこされました。



この改装をきっかけに、2018年の来場者数は「18万人」となり、

清津峡渓谷トンネルは活気を取り戻し、現在に至るのです。


ー 私たちと清津峡とをつなぐ「清津峡渓谷トンネル」。


このように、

自然災害を経験しながらも人々がを上げ、

どうにか安全に渓谷美を見れないか試行錯誤をし、

トンネルという新境地をつかみ、

より人々が楽しめるようにアートを取り入れるなどをして、

進化をとげてきた清津峡・・・。



厳しい自然界との共生は簡単ではないけれど、可能性を教えてくれるような・・・

そして、人々は「清津峡」の風景をトンネルから見て、なにかを想うかもしれない。

そんな清津峡と人々との「架け橋」みたいな存在が、清津峡渓谷トンネルなのです。


こんな感じで訪れる場所の歴史を知ると、さらに愛着が湧きませんか?笑




それでは次に、

清津峡渓谷トンネルの「見どころ」をギュッと凝縮してお伝えしますね^^*


清津峡渓谷トンネル6つの見どころ

清津峡渓谷トンネルは、自然美とアート、そして歴史とが融合する美しい空間です。

先述のとおり、2018年の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」にてアート作品「Tunnel of Light」として改装しました。

自然の5大要素である「木・土・金属・火・水」を組み込みながら、「人と自然」をつなげることを目指しています。

そんな清津峡渓谷トンネルの6つの見どころはこちらです。


  

①:トンネル通路(色の表出)

全長750メートルあるトンネル通路。

往復だから1,500メートル!




自然の要素では「土」を表します。

トンネル内は明かりがぼんやりと灯り、グリーンやピンクなど「5色の異なる光」が各展望台へ誘導してくれます。

所々で「清津峡の歴史」や「清津峡周辺の模型」などが展示も。



歴史や地形のことを深めると、清津峡という”大自然”を身近に感じながら、より楽しむことができますよ。

トンネルの半分ほどに達すると聞こえる「ミステリアスな音楽」も、これから見える景色への好奇心をかき立てます。


②:第一見晴所

第一見晴所は「そのまま」であるのが魅力です。

(全体写真を撮り忘れましたが、見える景色は撮りました。)

遊歩道の閉鎖を経て、1996年にトンネルとして再オープンした清津峡渓谷トンネル。

オープン当時のまま残されているのが、この第一見晴所なのです。


トンネル内で柱状節理を間近で見られる、最初の場所。



シンプルな見晴所だからこそ、

1番、清津峡の岩壁が目立つので、じっくり柱状節理を鑑賞できる場所とも言えるでしょう。


③:第二見晴所(見えない泡)

お恥ずかしいので隠させてください。ド派手ですみません;

第二見晴所は、まさに「異世界アート」な空間です。

自然の要素では「金属」が表されています。

壁一面には黒と白のストライプ模様がほどこされ、真ん中には奇妙な「銀色ドーム」が周りの景色を反射させています。

実はこれ、メタル状のフィルムで覆われた「トイレ」なんです。笑



トイレは「崖側」と「トンネル通路側」の2つで、トンネル内のトイレはここだけ!



しかも、トイレの中からは外が見えるようになっています。

崖側のトイレに入れば、便座に座りながら清津峡の景色を眺めることができ、なんとも不思議なドキドキ感を体験できます。(もちろん外からトイレの中は見えません!)

トイレからの景色は、行ってみてのお楽しみ♡

トイレから見る清津峡・・・意外に忘れられない思い出です。笑


④:第三見晴所(しずく)

第三見晴所は、ちりばめられた「鏡」が特徴的。

自然の要素では「火」を表すそう。

しずくのような形をした鏡が壁にたくさん取り付けられ、外の景色やトンネル内の人を反射します。

全体的な見た目の美しさから、鏡1つ1つを見るのを忘れがちなのですが、ぜひ鏡に写った景色も見てみてほしいです。

いろんな角度から、清津峡の景色やトンネル内が見られます。

オレンジ色の光も美しく、日が落ちてゆくごとに火の暖かい色がトンネル内を包み込みます。


⑤:パノラマステーション(ライトケープ/光の洞窟)

パノラマステーションは、まさに清津峡渓谷トンネルの「ハイライト」でしょう。

自然の要素では「水」を表します。

SNSで人気のスポットはここです。

天井は、半鏡のステンレス板で、

床は、清津峡を流れる川の水が一面に張られた「水鏡」になっています。

清津峡の岩壁・緑・川・空などがすべて反射され、幻想的な景色が楽しめます。



人が多いし、いい写真を撮ることばかりに夢中になりがちなのですが・・・

足元の水の感触…

反射して見える1つ1つの景色…

展望台から見るどこまでも続くような清津峡…

五感で感じながら、

「人と自然のつながり」をなんとなーく感じてみてほしいものです。


両側の岩壁を見られるのはここだけですしネ☆



【 写真のコツ 】
横脇に人がいない

混み合っている場合は「横脇に人がいない時」がいい感じに撮れました。

(連れがメインで撮影中、筆者は気を遣って横脇で待機していたのですが、逆に目立って写真的に邪魔になってしまいました。笑)

左脇に人がいる



人が多いため、1人でスペースを独占して撮れるのはレアだと思います。

自分は大勢の中でどれなのか目立たせたいなら、自分だけ違うポーズをするといいかも!



⑥:エントランス施設(ペリスコープ/潜望鏡)

写真右側にある大きな屋根の小屋。

清津峡渓谷トンネルの入り口のすぐ側にある、木の小屋のエントランス施設。

自然の要素では「木」を表しています。

外から見ると小さな「カフェと売店」だけに見えますが、

実は、2階に「足湯」があるんです。

しかも「地元の温泉水」が使われているそう。(単純硫黄温泉)

天井には天窓があって、

窓の周りには「鏡」が取り付けられており、外の清津峡の景色がかすかに反射します。

海をもぐる潜水艦の中から、望遠鏡を使って外の景色を見るような、そんな感覚。

「人と自然」をさりげなくつなげてくれる工夫を随所に見られるのが、清津峡渓谷トンネルです。


清津峡渓谷トンネルの所要時間

清津峡渓谷トンネルを観光する所要時間は「1時間」ほどあれば十分です。


筆者はトンネルの各見晴所に寄って、写真を撮ったり展示を見たりと、けっこうのんびり過ごしても「50分」でした。



もし、パノラマステーションのみなど、各見晴所に立ち寄らない場合は、もっと所要時間は少なくなるかと思います。


清津峡渓谷トンネルの繁忙期は「予約」が必要!

清津峡渓谷トンネルは、繁忙期に限り「事前予約」が必要です。(2021年10月現在)

理由は公式ページによると、混雑緩和と、快適に鑑賞できるようにするためということ。

「繁忙期」とは、だいたい「ゴールデンウィーク」「夏休み・お盆休み」「紅葉」にあたる時期だと思われます。


【2021年】事前予約の対象期間販売開始日
4月29日(木・祝)〜 5月9日(日)まで3月1日
7月22日(木・祝)〜 8月15日(日)まで5月10日
10月23日(土)〜 11月7日(日)まで8月20日

参考:トンネルのご利用|清津峡



もちろん、以下の対象期間以外だったら事前予約はしなくてOK。



筆者は10月2日に行ったので、チケットは当日トンネルの入り口にある券売機で買いました。



「繁忙期に限り事前予約」と記載があるので、「繁忙期の対象期間以外は事前予約ができない」とも言い換えられます。

ちなみに、予約は「日時指定の予約」です。

なので、指定されている4つの時間帯から選んで予約し、その日時に行かないとチケットが使えないということになります。

8:30~10:3011:00~12:3013:00~14:3015:00~16:30

参考:トンネルのご利用|清津峡

公式ページによると、トンネルに入った後の時間制限はないそう。

例えば、①の日時を選んだ場合で、9:00にトンネルに入ったとしても、極端な話12:00に出てもいいということになります。そんなに滞在しないと思いますがね。笑

また、チケットの料金は一律のようです。

大人(高校生以上)   800円
小学生・中学生   400円
障がい者手帳を持っている方        無料
6歳未満   無料



予約確定後はチケットのキャンセルができないようです。

その他、注意事項やよくある質問は、公式ページから確認できますよ☆





予約はどこからできる?クーポンはある?

清津峡渓谷トンネルのチケット事前予約は「公式ページ」「アソビュー」からできます。

(公式ページから予約しても、結局はアソビューに移行するようです。)

ちなみに、アソビューでは「アソビューで使えるクーポン」が随時更新されています。

無料会員登録またはSNSを使ってログインする必要がありますが「3%オフ」などのクーポンをもらえることがあります。


予約時に「クーポンコード」を入れれば割引されるので、少しお得になりそうですね。



アソビューのクーポンは、アソビュー公式ページのホーム下部にある「アソビュー!で使えるクーポン一覧はこちら」から見れます。





清津峡渓谷トンネルはツアーでも行ける!

清津峡渓谷トンネルは、各旅行会社がツアーを組んでいます

「清津峡 ツアー」とか「清津峡 バスツアー」とかで検索すると、いろいろ出てきますよ。


筆者が調べてみていいなぁ〜と思ったのは、HISの「秋の味覚バスツアー」です。





という名前のバスツアーで、

  • 「ローストビーフといくら丼」または「海鮮丼」が味わえる。

  • 清津峡渓谷トンネルが楽しめる。

  • りんご狩り食べ放題ができる。



などが魅力で、まさに秋を感じられるツアーな感じ。

「原田農園」という群馬県にある味覚狩りが楽しめる施設で、お土産タイムが組み込まれていますが、

「はらだのくーへん」がおすすめですよ。

筆者は、原田農園でりんご狩りをしたことがあり、この施設で直接作る「はらだのくーへん」という名の「りんごが練り込まれたバームクーヘン」がとっても美味しかったのです♪


▼ こちらで少し「はらだのくーへん」について紹介しています。



自然とアートにふれる旅はいかが?

人類が繁栄するずっと前から、そこに佇む「清津峡」。

柱状節理という自然がもたらした賜物は、

美しく清らかな景観をつくり出し、

昔も今もたくさんの人々の心をホッとさせます。

そして、アートの力もまた、人々の目を惹きつける。

自然もアートも、人々の心を清らかに華やかにするという意味で、似ているなぁと。

そんな「自然と人」をつなぐアートなトンネル、清津峡渓谷トンネル。

目で見て、音を愉しんで、森の香りを吸い込んで、清らかな地を肌で感じて・・・

ぜひ五感で感じながら、めいいっぱい清津峡を味わってみてください^^♪





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旅行記 日本の旅
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