ブライビーアイランドの楽しみ方。【アクセス・ビーチ・キャンプ場】 | Easyらいふ

ブライビーアイランドの楽しみ方。【アクセス・ビーチ・キャンプ場】

旅行記
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手付かずの自然が残るブライビー島。

4DW車でビーチや森を走れることでも有名で、家族連れに人気があるスポットですが、モートン島などの観光地と比べると穴場です。

筆者は「どんな楽しみ方があるのか」を調べずにノープランで訪れたのですが、ブライビー島にはもっとたくさん魅力があることに気付きました。

「アクセス方法」から「ブライビー島の魅力」「おすすめのビーチやキャンプ場」「楽しみ方」まで、ブライビー島を満喫するためのヒントを徹底解説します。

充実した旅を過ごす参考になれば幸いです。

こちらに記した情報は変更になる場合があります。お出かけ前は、各公式ページにてご確認ください。


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ブライビー島とは?

オーストラリア・クイーンズランド州(QLD州)にある自然豊かな島が「ブライビー島」です。

ブリスベンとサンシャインコーストの中間にあり、本土と橋でつながっているQLD州で唯一の島。(他の島は、フェリーでしかアクセスできません!)

特に島の北部は自然がそのまま残っており、カンガルーやワラビー、エミュー、ディンゴ、爬虫類など多くのオージーアニマルが生息しています。

素朴な自然の中でさまざまな楽しみ方があり、オージー家族が多く訪れるそう。

モートン島などの観光地と比べると人は少なくとっても静かです。まさに穴場

そんなブライビー島には、どんな魅力があるのでしょうか。

ブライビー島の魅力

ブライビー島の魅力は、

  • 透明な海
  • ありのままの自然美
  • のんびりした雰囲気


です。

透き通ったクリアな海・・・

海や森のそのままの自然・・・

人が少ないので急がず焦らず、のんびりできる空気感・・・

美しい自然にふれながら、ゆっくりと癒し旅ができるのがブライビー島の魅力です。

サンシャインコーストやゴールドコーストなどの王道観光地ではないブライビー島。

たくさんのお店やスポットが備わっていない「そのままの自然」が逆に魅力的なんです。

特に「人が少ないところが好き」「ワイルドライフや自然が好き」「気ままにのんびり過ごしたい」という方は、ブライビー島を楽しめるのではと思います。

ではまずはじめに、ブライビー島へはどう行けばいいのでしょうか。

アクセス方法や駐車場、車がない方は行けるのか?をチェックしましょう。

ブライビー島のアクセス方法

ブライビー島へは「車」や「電車&バス」で行くことができます。

また、島内には駐車場が点在していますし、本数は少ないですがバスも走っていて安心。

ブリスベンからブライビー島の行き方

【車の場合】
・所要時間:約1時間半。
・本土から島をつなぐ橋も無料。

【電車&バスの場合】
・所要時間:約1時間半。
・運賃:ゴーカードで、8.26ドル。(2021年8月現在。Translink



▼ 電車&バスを使った主なアクセス方法は次のとおりです。

①:「Central Station」(セントラル駅)からNambour線の「Caboolture行き」の電車に乗る。

〜約50分・10駅〜

②:「Caboolture Station」(カブルチャー駅)で降車。

③:駅の外にある「Caboolture Stationバス停B」から、「640番(Woorim行き)」のバスに乗る。

〜約30分・18駅〜

④:ブライビー島にあるメインのバス停である「Bribie Island Park ‘n’ Ride」で降車。*



*「Bribie Island Park ‘n’ Ride」は、ブライビー島内を走る各バスへ乗り換えできたり、ブライビー島の中心部に近く、ショッピングモールや飲食店があったりするので便利です。

* しかし、640番のバスはWoorim(ウーリム)ビーチまで行くので、ウーリムビーチやその他の通過点で降りたい場合は、そのまま乗って終点や好みのバス停で降りるといいです。

Translinkにあるカブルチャー駅バス停時刻表の「640番」を選ぶと、停車する各バス停や地図を見れますよ。

当日に工事などで運休も十分にあり得ます。お出かけ時は、当日の日時で「Translink」で調べて行くと安心です。アプリもあります。

ブライビー島の駐車場

ブライビー島は車でアクセスできることもあり、駐車場が多くあります。

各ビーチはもちろん、中心部だったら大型スーパーなどにもあり。

道端に停めてもいい道もたくさんあります。

「近くに駐車場ないかな?」と思ったら、Google Mapで「car park」と検索してもいいです。

ブライビー島内のバス

ブライビー島内には、640〜644番の5つのバスが通っています。

Translinkで、バスの経路図を確認できます。

観光の移動で使うのなら、


・「中心部〜ウーリムビーチ」をつなぐ「640番」

・「バンクシアビーチ〜ボンガリー周辺」をまわる「641番」

・「シルバンビーチ〜ボンガリービーチ」をつなぐ「642番」


がおすすめで、全て「Bribie Island Park ‘n’ Ride」が出発点です。


Translinkで場所を入力すると、近くのバス停やバス停の時刻表を見れるので便利ですよ。


ブライビー島のおすすめビーチ5つ

ブライビー島にはいくつかのビーチがありますが、それぞれ特色が違います。

アクセスしやすいところや、人が少なく自然を楽しめるところ、愛犬と一緒に泳げるところ・・・

自分の目的にあったビーチを探してみてください。

ボンガリービーチ

「ボンガリービーチ」(Bongaree Beach)は、ブライビー島の中心部周辺にあります。

「浅瀬」や「波が穏やかな場所」もありますが、パミスストーン海峡によって「潮流が強い場所」もあるので注意。

見どころは「ボンガリー桟橋」で、桟橋付近は波が穏やかです。多くの子どもたちが、桟橋から飛び込んだり周辺を泳いだりして楽しんでいます。

カヤックやSUP、釣りも人気。

ピクニック用のシェルターや、テーブル、バーベキュー台も設置してあります。家族や友人でのんびりビーチピクニックを楽しめますね。

アクセスしやすく、家族連れに人気なため、特に晴れた週末は早めに行って場所をとっておく方が良さそうです。

また、ボンガリービーチ周辺には、カフェやテイクアウトのお店、食料品店、ジェラートショップがすべて徒歩圏内にあり、とても便利なロケーションのビーチです。

ボンガリービーチは「ブライビー島の中心部で観光気分を味わいたい」 「家族や友人でピクニックをしたい」時にピッタリなビーチです。

ウーリムビーチ

「ウーリムビーチ」(Woorim Beach)は、喧騒から離れたブライビー島の東側、つまり海側にあります。

国立公園が近くにあり、ボンガリービーチとは対照的に「手付かずの自然」が残る場所です。

サーフィンでも人気があり、大きい波で終わるローショアブレイクが多いそうです。波の高さは平均0.5メートル〜1メートルですが、もっと大きくなる可能性もあり。

なので、小さな子どもや泳ぎが得意でない人は少し危ないかもしれませんね。南側のメインビーチには人々が泳ぐ姿を少し見られます。

釣りも人気です。また、バーベキューやピクニックエリア、スケートパーク、キャラバンパーク、キャンプ場などもあります。4WD走行もできますが、事前申請と支払いが必要です。

筆者はウーリムビーチに行ったことがあるのですが、南側にはカフェやレストランを数軒見かけました。ビーチは静かでのんびり過ごせましたよ。




東側の海岸沿い一帯がウーリムビーチですが、北部に行くにつれて手付かずの自然が広がります。南部には人がいますが、北部は少なくなっていきます。

筆者は、ビーチ沿いを北に歩いている際に見つけた「ウォーキングトレイル」を歩き始めたら、いつの間にかボンガリー方面にあるアートセンターへたどり着きました。そんな冒険を楽しめるのがブライビー島の魅力です。笑



「手付かずの自然を楽しみたい」 「人が少ないビーチでのんびりしたい」 「サーフィンをしたい」という時に、ウーリムビーチはいかがでしょうか。

ドッグビーチ&レッドビーチ

少しワイルドな「レッドビーチ」(Red Beach)の中に、リードを外して犬と一緒に海を楽しめる「ドックビーチ」(Dog Beach)があります。

レッドビーチの場所は、ボンガリー地区のタリーストリートにある駐車場から森の小道を進んだ先です。森を抜けてビーチが見えた時の感動は最高♡レッドビーチからは、モートン島を眺めることができます。

そして、レッドビーチからウーリムビーチの方に歩いていくと、リードを外せるドッグビーチに到着です。ビーチ全体がドッグランになっています。レッドビーチ周辺はウーリムのような荒波はあまりないので、犬と泳ぐのも楽しめますね。

ただ、満潮時は膝くらいまで砂浜が海水で埋まるので注意。「干潮時」に行くのがおすすめです。また、野生生物に出会った時は悪影響を与えないように犬をリードでつなぎましょう。

リードを外していい場所とダメな場所は、各エリアで看板があるようですが、モートンベイ島の公式ページで確認すると安心です。緑色のエリアがリードなしで犬とビーチで過ごせます。

基本的に設備はあまりないので、家族連れでビーチを楽しむというよりは「愛犬と一緒にビーチを楽しむ」のに最適な場所でしょう。

シルバンビーチ

「シルバンビーチ」(Sylvan Beach)は、子ども連れ家族への施設が整うビーチです。

ビーチは本土と島をつなぐ橋の左側に広がっていて、静かにゆっくりと過ごすことができます。

砂浜がなだらかなので、浅瀬で小さな子どもと遊ぶのに最適です。

ビーチ沿いには公園が広がり、橋の手前には「クレストパーク」が、その奥に「パイレートパーク」があります。さらに奥には夕日が美しい「サンセットパーク」も。公園はフェンスに囲まれていないので、小さな子どもから目を離さないようにしましょう。

また、犬とビーチを散歩することができますが、リードにつなぐ必要があります。

ビーチのすぐ近くにはピクニックやバーベキューエリアはもちろん、遊具、公共トイレ、駐車場など、子ども連れには嬉しい設備がそろっています。公園とビーチとを交互に楽しむのもいいですね。多くはないですが、クレストパークの近くにはカフェやお店もあります。

バンクシアビーチ

「バンクシアビーチ」(Banksia Beach)とは地域の名前で、入り江が多くある地形が特徴です。地域一帯に川がたくさん広がり、ボートやカヤック、釣り、フェリークルーズなど楽しめます。

「カカドゥ・ビーチ」がありますが、ほとんどが海鳥の保護エリアになっているそう。ワイルドライフの中でたくさんの鳥を見ることができます。

海沿いにウォーキングできる道が続いていて、車椅子にも対応しているそう。家族みんなでのんびり散歩するのにもよさそうです◎

海の向こうにはグラスハウスマウンテンが一望でき、夕日も綺麗です。

「ゆっくりボート遊びをしたい」 「バードウォッチングなどのワイルドライフを楽しみたい」 「夕日を見たい」などという時にいいのがバンクシアビーチです。

ブライビー島のおすすめキャンプエリア5つ

ブライビー島には、いくつかのキャンプ場が点在しています。

森の中やキャラバンパーク、島の中心部、ボートでアクセスできる場所などがあります。4DWでしか入れないキャンプ場も多いです。

キャンプ場を利用するには事前に予約と支払いをし、許可証を掲示する必要があります。こちらのキャンプ予約詳細情報から予約ページにアクセスできます。同ページで注意事項も確認できます。


ブライビー島のおすすめキャンプ場はこちら。

  1. オーシャン・ビーチ
  2. ライム・ポケット
  3. ミッション・ポイント
  4. ポバティー・クリーク
  5. ギャラガー・ポイント


各キャンプ場の特徴やアクセス方法、備え付けなどの詳細は、こちらのページで見れます。日本語に自動翻訳すると読みやすいですよ。

特に筆者がおすすめしたいのは「オーシャン・ビーチ・キャンプ場」です。最も設備がそろっていてビーチも目の前だし、北部にある手付かずの奥深い自然の中で過ごせそうなので。

ブライビー島をより楽しむアイデア

ブライビー島には、ビーチやキャンプ場でのんびり過ごすこと以外にも、楽しみ方がいくつかあります。

美しい海をより楽しむための「アクティビティ」や、大自然を歩く「トレッキングコース」、「マーケット」、さらには「音楽フェス」なんかも開催されるとか。

モートン島などと比べるとブライビー島は素朴な島に見えますが、意外に楽しむことができますよ。

ビーチアクティビティ

ブライビー島にもビーチアクティビティがあります。

・SUP
・カヤック
・ボート
・セグウェイ
・釣り
・電動自転車やスケボー
・パワーグライダー


など。初心者向けのツアーもあるそう。

上記のアクティビティはBribie Island Hire Hut and Toursにて用意されています。

そのほか、バーベキューができるボートを借りれる場所(Bribie Island Boat Charters)や、ジェットスキーなどを貸し出すお店(Boab Boat)もあります。


筆者のおすすめは「SUPやカヤック・手漕ぎボート」。



せっかく大自然の島に来ているんだから、思いっきり自然を満喫したいし、これらなら自然に負荷をかけすぎずに、自然と一体化して楽しめそうだなぁと思います。

ハイキング

ブライビー島では、ビーチ遊びだけでなく簡単なブッシュウォーキングもできます。

おすすめは約3.8キロある「バイセンテニアル・トレイル」で、コミュニティアートセンター〜ウーリムビーチ辺りをつないでいます。

このメインサーキットから分岐して、「バンクシアトレイル(片道700m)」「パームグローブサーキット(片道600m)」「メラルーカブライビーアイランドウォーク(片道1km)」の3つの道があります。アートセンターに戻りたい場合は、バンクシアトレイルに戻ります。

ユーカリの森や、オーストラリア自生の木であるペーパーバークの湿地帯などを見ながら散歩を楽しめます。他種の鳥を見れるのも魅力的です。


筆者はどの道を通ったのか分かりませんが、ウーリムビーチから森に迷い込み、いつの間にかアートセンターに到着していました。笑


歩いた感想は「本当にそのままの自然」です。ちょっと怖いくらいに。それほど、人の手を加えずに森が本来の姿に近い状態で生きている様子を観察できます。

そのほかのハイキングとしては、国立公園周辺を歩いたり、ビーチ沿いのウォーキングコースを歩いたり、中心部の街中を散策したりもできます。

週末限定のマーケット

ブライビー島の週末には、各種マーケットが開催されています。

フードやドリンク、雑貨、アートなど、マーケットによっていろいろなものが見れます。

もしかしたらブライビー島で掘り出し物を見つけられるかも?!

2021年現在、コロナウイルスによって中止になる場合が多々あるようです。詳しくは、各Facebookページなどで確認しましょう。

・Rotary Waterfront Markets

通常、第2日曜日には、ボンガリーエリアの「ブレナン・パーク(Brennan Park)」にて、「Rotary Waterfront Markets」が開催されます。時間は、6:30〜13:00頃。フードやアートが楽しめます。(Facebook

・Strathpine Flea Marke

「Strathpine Flea Market」は、通常、毎週土曜日の6:00〜11:30分まで、「パインリバーズショーグラウンド」で開催される、フリーマーケットです。食べ物やハンドメイド品などが見れます。(Facebook

・ Bribie VIBE Markets

通常、月の最終日曜日に、バンクシアビーチエリアにある「コミュニティアートセンター」にて、「Bribie VIBE Markets」が開催されます。時間は、8:30〜13:00頃まで。芸術品を中心に見ることができます。アートセンターの施設内もなかなか魅力的ですよ。(Facebook


音楽フェス

2019年に初めて「For Shore Festival」という音楽フェスが、「サンドストーン・ポイント・ホテル(Sandstone Point Hotel)」にて開催されたそう。

The first ever For Shore


こんな大自然の島で音楽フェスがあるなんて・・・フェス好きにはたまりませんね!

島に住む生き物たちは、突然の音や光や大勢の人にびっくりしてしまいそうですが。汗

2021年は9月に開催予定ですが、開催情報については上記のリンクを参考にしてください。

そのほか、ストロベリーフェスティバルなどのイベントも時々開催されるそう。

ブライビー島での楽しみ方はさまざまで、どう楽しむかは自分次第です♪

ありのままの自然が生きるブライビー島。癒し旅にいかが。

ブリスベンからほど近くにあるブライビー島には、そのままの自然が残っています。

美しいビーチに、生き物が住む森・・・これらのワイルドライフが、のんびりとした島の雰囲気をつくり出しています。

さまざまなビーチやキャンプ場だけでなく、アクティビティやハイキング、マーケット巡りなどが楽しめ、さらに4DWを持っていればビーチや森の中を冒険することもできるブライビー島。

都会や観光地から離れて、ブライビー島で癒し旅はいかがでしょうか*

– 参考 –
Visit Morton Bay Resion
Queensland



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