オーストラリアでワーホリをするメリットを、経験談を交えながらお話します。
ワーホリは一生の中でも限られた時期でしかできない、貴重なものです。
その時間をどの国で過ごすか、悩みますよね。
こちらの記事で、自然豊かな島国のオーストラリアで、
ワーホリを通してできることをチェックできます。
自分のやりたいことと照らし合わせてみてくださいね。
オーストラリアってどんな国?
オーストラリアといえば、まず何を思いつきますか?
コアラやカンガルー、グレートバリアリーフ、シドニーのオペラハウス・・・など
資源豊富なオーストラリアには魅力的な観光地がたくさんあります。
まさに自然の宝庫!
ちなみに私は、エアーズロックでした。笑
まずメリットの話をする前に、
オーストラリアとはどんな国か簡単に整理しました。
オーストラリアの基本情報
- 昔はイギリス領だったので、イギリスの文化と結びつきがある
- 世界6位の面積
- 人口は約2,400万人と多くはなく、東海岸に人口が集中
- 日本との時差は1〜2時間(場所・サマータイムによって変わる)
- 公用語は英語(イギリス英語よりの、オージー英語)
- 通貨はオーストラリアドル(1AUD=74.6円 2020/10現在)
- 南半球なので、季節は日本と真逆
- シドニーは日本のような温帯、ケアンズ は1年中温かい熱帯など気候はさまざま
- オーストラリア人は、陽気で明るくマイペース。バーベキューが好き!
オーストラリアの印象(経験者である私の見解)
自然豊か
私は都会より自然の方が好きなので、
国立自然公園やビーチがたくさんあるオーストラリアは、自然が好きな私に最適でした◎
キャンプ場もたくさんあります。キャンプグッズも超安いのでキャンプ始める敷居が低い!
自然が好きな方は、絶対に楽しめる国です!
他に驚いたのはエコ意識、動物への愛情がとても高いこと。
売られているものはビニール袋に包まれてないですし、
動物ボランティアの情報をよく目にしました。
何と言っても犬を飼っている率の高さです!大型犬が多い!犬が超フレンドリー!
中には、「愛犬が彼女を好かなければ付き合えない」という男性もいたくらい。笑
豊富な自然は、オーストラリアの魅力の一つです。
多国籍文化
オーストラリアに住んでいる人が多民族なのも、私にとって良い勉強になりました。
移民や留学生など世界各国の人が街を行き交っているので、
韓国人やタイ人などのアジア系の友だちから、ブラジル、ペルーなどの南米系、
イタリアやドイツなどの欧米系までたくさんの国の人と関わり、
こんなことアリなのか?!と毎日が刺激的でした。
「自然や海、動物が好き・色んな国の人と関わりたい」
という方はオーストラリアは合うと思います。
メリット①オーストラリア生活ができる
オーストラリアでワーホリをするメリットの1つめは、「オーストラリアで生活ができる」です。
住みやすい国、オーストラリア
オーストラリアといえば、住みやすい国で有名ですよね。
世界で住みやすい国ランキングでは6位(2019年)、
世界で住みやすい都市ランキングでは、メルボルンが2位、シドニーが3位、
アデレードが10位と、トップ10の都市で3都市もランクインしています。
住みやすい理由の例は以下のとおりです。
- お金の補助が充実している(失業、出産、
- 人が温かい
- 時給が高い(最低賃金が1,700円!)
- 残業が少ない(カフェはほぼ15時に閉店)
- 1年中温かくて晴れる日が多い(冬は朝夜寒いが昼は温かい)
オーストラリアの治安
平和な国ランキングでは13位(2019 年)のオーストラリア。
治安は良いほうだと、私はワーホリをして実感しました。
普通にスマホをテーブルに置いておいても盗まれず。
私は、窃盗などのトラブルに巻き込まれたことはありませんでしたが、
私の友人は、干していたブランド物のTシャツを盗まれたり
友人の知り合いは、夜道で数人に囲まれて暴力を受け窃盗されたりしました。
治安は良い方でも日本に比べると治安は良くないので、
大切なものは放置しない・夜遅くに外で出歩かないなど最低限の注意は必要です。
またオーストラリアは、野生生物もたくさん住んでいます。
- 毒のあるヘビやクモ
- サメ
- クラゲ
- 産卵期のトリ
私はファームで茶色のヘビと遭遇したのですが、
オージーの友人に、
「ブラウンスネークに噛まれたら人生ゲームオーバーだよ」と言われました(笑)
世界の国々と比較すると安全な国ですが、自分で自分の身を守るのは世界共通ですね。
ワーホリビザなら最長で3年間滞在できる
ファームで一定の期間働けば、最高で3年間オーストラリアに滞在ができます。
それには「指定期間、移民局指定の地域で指定の労働を行うこと」などの条件があります。
私は英語力をあまり問われないファームを選びました。
2年間滞在できるセカンドビザは88日以上、
3年間滞在できるサードビザは6ヶ月以上、働く必要があります。
(私の場合はセカンドビザの日数を取得するのに、天気やシフトなどの関係で実際は5ヶ月程かかりました。友人は4ヶ月。)
条件はありますが、長くオージーライフを楽しみたい方には美味しい話です!
メリット②自然と都会があり観光が楽しい
オーストラリアでワーホリをするメリットの2つめは、「自然と都会があり観光が楽しい」点です。
自然も都会もある
広大な面積をもつオーストラリアは、自然も都会も両方楽しむことができます。
例えば、シドニーはオーストラリアを代表する都市ですよね。
オペラハウスやハーバーブリッジなど近代的な建物が多く立ち並んでいます。
またシドニーから車で2時間ほど走れば、
世界遺産のブルーマウンテンズに行くこともできます。
私が行った時は、山火事で景色は真っ白だったのですが、、
晴れていれば、アメリカのグランドキャニオンの森バージョンのような
壮大な景色を望めます。
都会に拠点を置きながらも気軽に自然を満喫できるのが、オーストラリアです。
ラウンド・ロードトリップが楽しい
広いオーストラリアを自分のペースで周れるのも、
ワーホリだからこそできることです。
ワーホリをしていると、
「これから〇〇まで車でロードトリップをする」
「ワーホリ後半は車を買って、ラウンドをする」
と話す人がよくいました。
次第に私もオーストラリアを車で一周したいと思うように。
運よく車を持っているファーム仲間と相乗りをして
シドニーからバンダバーグまで約900キロのロードトリップをしました。
途中で数カ所滞在して3日くらい。最高の思い出です。
カナダは広すぎるので一周は少し難しいですが、
オーストラリアは地続きかつ、2〜3ヶ月あれば十分のんびりと一周できる広さです。
旅を目的にしたい方は、
ラウンドやロードトリップがしやすいオーストラリアが合いそうですね。
メリット③オージー英語を学べる
オーストラリアでワーホリをするメリットの3つめは、「オージー英語を学べる」です。
イギリス英語よりの独特な言葉やアクセントがあるオージー英語。
オーストラリアに住むからこそ、
オージー英語を自分の中に取り込めるんです。
例えば、
- G’day(グッダイ)こんにちはという意味の挨拶言葉。男性がよく使う。
- Mate(メイト)友達という意味。友よ、みたいなニュアンス。
- No worries(ノーウォーリーズ)どういたいまして・気にしないでの意味。
- Barbie(バービー)バーベキューの意味。かわいい。笑
単語だけでなくアクセントも違うので、
アメリカ英語に慣れている日本人にとっては聞き取るのが難しい傾向です。
中には聞き取りやすいオージーの方もいるのですが、、
田舎に行くに連れて、聞き取りにくかった印象です。
ファームで働いていた時は、完全に理解不能でした。笑
接客の仕事をする時やサービスを受ける時など、実際に使える機会が多いので、
ネイティブ環境に触れて意識して使えば、自然とオージー英語が身についていきます。
メリット④多国籍文化を味わえる
オーストラリアでワーホリをするメリットの4つめは、「多国籍文化を味わえる」です。
オーストラリアに住む人の約30%が移民です。
その他、留学生やワーホリ労働者などもいます。
個人的にはもっと多いように感じたくらい、さまざまな国籍の人が住んでいます。
私はブリスベンの都市中心地に4ヶ月くらい住んでいたのですが、
日本人である私が街を歩いていても、全く違和感がありません。
日本人もいましたし、韓国人やタイ人などアジア系の人も多い印象でした。
多国籍な食べ物を楽しめる
多国籍な人が住んでいることに伴い、レストランも多国籍です。
メキシコ料理やアラビア料理、タイ料理、韓国料理、もちろん日本料理など
(私のお気に入りになったのは、メキシコ料理のブリトボール♡)
一方、オーストラリア料理はあまりない印象です。
カンガルーやラムの肉料理、ミートパイ、フィッシュアンドチップスなど。
多国籍な考えに触れられる
他国の人との共同生活ができるのも、オーストラリアワーホリの魅力の一つ。
ワーホリをする人の間では、シェアハウスやシェアルームが主流です。
他国の人の日常的な生活と、自分の日常生活との違いを肌で実感できます。
いい発見をすることもあれば、自分の普通が通らなくて不便なこともありますが、
ここはオーストラリア。郷には郷に従え、です。
私はシェアハウスとホステルのドミトリー生活をしました。
夜通し大音響でパーティーするオージー学生、
お皿は放置・勝手に人の物を使う、なんてのは日常茶飯事でした。
私がファーム生活でヨーロピアン達と生活・仕事した中で発見したのは
「大切なのは自分がハッピーかどうか」が大切で、
周りの目は気にせず、自分に素直に生活している人が多かったこと。
日本では絶対に味わうことのできない経験が、オーストラリアではできます。
メリット⑤価値観が変わる
オーストラリアでワーホリをするメリットの5つめは、「価値観が変わる」です。
価値観が変わるのは、オーストラリアでのワーホリに限らず、
他国のワーホリや海外旅行などでも同じですが、これはかなり大きなポイントなのでご紹介。
私の場合の話ですが、
オーストラリアは、穏やかでイージーな人が多いので、
自分もいつの間にか穏やかになっていました。
- すぐ周りや不安を気にする → ちっちゃいことは気にならなくなる
- 遅れるとイライラする → 遅れてもそんなに気にしない
- 周りと違うと周りの目が怖い → 自分がハッピーならOK
その他にも家族を大切にすることや、ストレートに言わないと伝わらないなど
かなりたくさん、今までの自分と違うことを目にして体験して
価値観が変わっていきました。
オーストラリアで発見したことを、
どう解釈してどんな価値観にするかは、人それぞれです。
「今の生活に疑問を感じている」
「今の忙しい生活に疲れている」
そんな方は、イージーライフの根付いたオーストラリアで、
新しい価値観と出会うのもいいかもしれませんね。
まとめ
オーストラリアでワーホリをするメリットでした。
自分に合うなと思ったことはありましたでしょうか。
まとめると、以下のとおりです。
- オーストラリア生活ができる
- 自然と都会があり観光が楽しい
- オージー英語を学べる
- 多国籍文化を味わえる
- 価値観が変わる
もしピンと来た方がいたら、その気持ちを投げやらず
何か1つ、今アクションを起こしてみてほしいです。
- ワーホリの無料セミナーを予約するとか
- ワーホリの資料請求をするとか
- ワーホリ経験者と連絡をとるとか(私でもOK!笑)
「行動しないと、何も変わらないよ。」
グズグズする私に友人が背中を押してくれて、一歩踏み出しました。
(参考までに、私はワーホリ協会というエージェントにお世話になりました。)
オーストラリアでワーホリをするメリットと自分のやりたいことを照らし合わせながら、
人生一度きり、より心地よい方向へ進んで行きましょう!
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