オーストラリアのシェアハウス事情③内見インスペクションを成功させる | Easyらいふ

オーストラリアのシェアハウス事情③内見インスペクションを成功させる

オーストラリア
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シェアハウス探しの山場である「内見(インスペクション)」。

めんどくさがりな筆者は内見をなんとなく済ませたのですが、後に大目玉をくらいました。笑

そこで、「シェアハウスの内見を成功させたい。」と思う方へ、

内見の流れ・チェックポイント・質問・注意点などを、筆者のシェアハウス探しの経験をもとにまとめました。

人によって家の好みは違うので、参考程度にしていただければと思います。

ご自身にあったシェアハウス生活を過ごすきっかけとなれば幸いです。


▼ 第1弾「シェアハウスの部屋タイプ」についてはこちら。

▼ 第2弾「シェアハウス探し」についてはこちら。




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シェアハウスの内見は超重要?!

オーストラリアでのシェアハウス探しの中でも「内見」は個人的に1番大切だと思っています。

なぜなら・・・内見した時にちゃんとチェックしておかないと、住んでから以下のようなことが起こりうるから。(経験あり)

  • 写真や記載内容と実物が違う。
  • 住人が合わない。
  • 家の内外の騒音で不快生活。
  • 交通機関やスーパーが遠い。


このように、ちゃんと内見で見極めないと住んでから後悔する可能性があるかつ、もっといい条件の家を逃すことも考えられます。

もちろん、部屋タイプの決定や家探しもベースとして大切ですが、内見を適当に済ませて変な家を選ぶと、また家探しするハメになって面倒なことになる。

いわば内見は、理想と現実の答え合わせのようなもの。

なので、内見は大切だし、内見時にそのシェアハウスの現実をしっかりとチェックすることが大切です。


シェアハウスの内見の流れ【体験談】

まず、シェアハウスの内見の主な流れを想定しておきましょう。

流れをつかんでおけば、余裕をもって内見ができると思います。

だいたいは「家到着」「家の中見る」「質問する」といった感じですがね。

以下は、筆者が経験したシェアハウス内見の流れです。

【 内見の流れ 】
  1. 物件サイトなどから内見を申し込み、日時決める。
  2. 家に行く。(交通の便・治安チェック)
  3. 部屋や共有スペースなど見せてもらい、質問する。
  4. 契約するか聞かれる。
    ー 即時契約なら契約書記入して後日ボンドなど振り込む。
    ー 未契約ならそのまま帰宅して後日契約したいと連絡する。(空室か保証ない)


家に到着する前に、「周辺の利便性や治安」をチェックしておくと引っ越し後の誤差がなくなりそうです。

できれば、通ってる学校や職場などからアクセスしてみるといいと思います。

また、内見時に考えられるケースとしては、

  • 住人が家の中にいる/いない。
  • 他の内見者と一緒に内見する。
  • 入居予定の部屋にまだ人が住んでて物が置いてあり、念入りに見づらい。


など。

もし気になる場合は、事前にオーナーに問い合わせると安心でしょう。


内見のチェックポイント

内見でチェックすることを、筆者の経験からリストアップしてみました。

【 玄関・家の外 】
  • 家の造りは新しそうか古そうか。
  • 玄関の鍵は閉まっていたか。
  • 玄関ドアの締まり具合。(閉まりが悪く音がうるさいと地味にイライラする。)
  • 近くで工事してる所はないか。(工事系は早朝からでもうるさい傾向。)
【 供用スペース・リビング 】
  • 不快な匂いしないか?(湿気・カビ・タバコ)
  • ソファやテーブルなど共有家具の清潔感は許容範囲か。
  • 日当たりや風向きは良さそうか。(特に洗濯干すスペース)
  • 床はきしまないか。(走ったりジャンプしたりしてみる)
  • 床は好みの素材か。(カーペット・ウッド・タイルなど)
【 キッチン 】
  • 冷蔵庫の大きさは十分か。(住人の数と冷蔵庫のサイズはあってるか)
  • キッチンの機能性や清潔感はOKか。(コンロ・水回り・広さ・電子機器・ゴミ箱)
  • 棚は個人ごとに分けられてるのかシェアか。
  • ハエなどの虫はいないか。
【 バスルーム 】
  • トイレとシャワーは同部屋か別部屋か。
  • 清潔度。(匂い・古さ・水回り・棚の中)
  • 男女共用なのか。
  • シャワーの水圧。
  • シャワーは固定式かハンドル式か。
  • シャワー室の広さ。
  • シャワー室に窓あるか。(あると換気しやすい)
【 部屋 】
  • 広さや清潔度は十分か。
  • 不快な匂いはないか。
  • 明るさ(ライトつけてみる)
  • コンセントは何箇所あるか。(ベッド近くにあるか)
  • 収納スペースはあるか。
  • ベッドは心地よさそうか。(サイズ・きしむ音・匂い・ベッドバグ)
  • 床はきしまないか。
  • 音はどのくらい自分の部屋に聞こえるのか。(廊下・隣の部屋・外からの音)
  • 外の騒音はうるさすぎないか。(鳥・車・近所の生活音など)
  • 部屋は揺れないか。(部屋の内外の歩く振動)
  • エアコンやファン、扇風機はあるのか。(エアコンないと夏辛いかも)
【 人 】
  • オーナーの雰囲気はいいか。(フレンドリー・親切そうか、国籍、性別)
  • 住人の雰囲気はいいか。
  • 騒がしいパーティーしそうか。


筆者の場合、特に「部屋は揺れないか」「住人はパーティー好きか」を事前にチェックしておけばよかったと後悔してます。

というのも、家が古いからなのか、人が歩くだけで部屋(むしろ家全体)が揺れたり、週1で騒音パーティーが早朝まであったりで、散々な目に遭ったからです。


▼ 詳細な体験談はこちらに書きました。



内見でしたい質問の例

シェアハウスの内見時は、小さな疑問だとしても積極的に質問することが大切です。

確認しておかないと、住んでから後悔したり不便に感じたりする可能性アリ。

以下に、思いつく限りの質問を挙げてみました。

【 質問 】
  • 住人の国籍・年齢・職業は?(可能なら住人と会わせてもらう)
  • 住人同士のトラブルはあったか?
  • 盗難に遭ったことはあるか?
  • ドラッグしてる人はいないか?
  • パーティーはあるか?
  • 主なハウスルールはあるか?(ゴミ出し・掃除・ペーパーなどの備品の補充、連れ込みの許容範囲など)
  • 築何年か?
  • 備え付けでないものは何?(ベッド・シーツ・枕など)
  • 近所はどんな人が住んでるか知ってるか?(大学生・子供家族などは騒音注意)
  • 虫はでるか?(特にGやベッドバグ、ハエ)
  • オーナーはこの家に住んでいるのか?
  • オーナーはどのくらいの頻度でこの家に来るのか?
  • 他業者のインスペの頻度は?
  • 洗濯機は無料か?
  • 家賃の支払い方法は?(銀行引き落としか?)
  • 家賃やミニマムステイの再確認
  • 禁煙か喫煙か再確認
  • ボンド(敷金)の返金率は?(なぜ返金しなかったのか?)


質問を考えておかないと、内見時とっさに疑問がわいてきた時、うまく英語で伝えられないことも。

なので、事前に聞いておきたい質問はリストアップしておくと安心です。


もし用意してた質問以外の疑問がでてきても大丈夫。



時間をかけてでも自分が理解するまで確認しましょう。

そのために内見があるのですから^^

おすすめは、「○○ってことだよね?」とリピート確認すること。(言語関係なく)

自分の理解とオーナーの説明の答え合わせができるので、勘違いを避けられます◎


注意点

シェアハウス内見の際は、以下のことに注意しましょう。

【 注意点 】
  • 初めからオーナーを信用しない。
  • できれば即時契約は避ける。
  • 友人を連れてくと安心。(特に女性)


「オーナーを信用しない」というのが結構キーワードです。

よく聞く話ですが、内見に行ったら暴行されたとか詐欺にあったとかあるようで、実際に筆者の友人はお金を詐欺られ一文無しになりました。

オーナーといっても見ず知らずの人。

見かけが親切そうでもすぐに信用はせず、慎重に進めていきましょう。


内見を成功させて自分にあったシェアハウス生活を

シェアハウス内見時のチェックポイント・質問すること・注意点などをお話しました。

一見、物件サイトの写真や記載内容がよさそうでも、実際に内見すると「思ったのと違った・・・」というのはよくあること。

なので、内見では「自分の理想と現実の差がどれだけあるか」を、見極められるかが大切かと思います。

ご自身にあったシェアハウス生活となりますように*



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