古都、京都。
せっかく京都へいくなら、存分に京都を楽しみたいですよね。
2泊3日で京都へ行ったのですが、魅力的な社寺や、食べたいものなどがたくさんあって、スケジュールを考えるのに苦労しました。
ということで、京都へ旅行を考え中の方へ、筆者がめぐったモデルコースをご紹介します。
筆者は、修学旅行と5年前くらいにとで計2回、京都へ行ったことがあります。なので、王道コースというよりは、「京都へ何度行っても見たいスポット」や「王道からちょっと外れた有名スポット」「穴場スポット」などが盛り込まれています。
何回か京都に行ったことがあるからこその楽しみ方をご提案できたら幸いです*
大阪〜京都旅行1日目のテーマ
1日目のテーマは「駅周辺の名所めぐり」です。
なんば駅や京都駅から近めのスポットを巡りました。
なぜ大阪も行ったかというと・・・連れが「どうしても大阪で食いだおれしたい!」と言うので。(笑)意外にサックリ行けちゃいました!
大阪に寄らない場合は、下で紹介した「ぶらぶら散策のスポット」を1つ1つじっくり見て神社巡りをしたり、「清水寺」を時間をかけて散策したり、駅近にある「五重塔」や「京都タワー」などの定番観光地を見たりはいかがでしょうか*
1日目で主に巡った観光スポットはこちらです。
- 道頓堀
- 伏見稲荷大社
- 三十三間堂
- 清水寺
- 八坂の塔〜八坂神社〜平安神宮(散歩で外観を見た程度)
それでは、モデルコースとともに1日の流れをご紹介します。
2泊3日京都旅行1日目のモデルコース
おおよそのモデルマップはこんな感じ。(大阪は、なんば駅周辺のみなので除外してます。)
京都では京都駅の東側〜北側をメインに訪れました。
では、モデルコースに沿って、1日の流れをご紹介します*
なんば駅(10:00)
道頓堀の最寄駅である「なんば駅」から出発です。
大阪のシンボルの1つである「グリコの看板」もバッチリ写真に納められます。
荷物は駅のロッカーに入れて、身軽にすると動きやすいのでおすすめです☆
道頓堀で食いだおれ(10:30〜13:00)
大阪で食いだおれするなら「道頓堀」。
ちょっとずつ食べ歩くと色々な味を楽しめます。
どのお店に行くか決めずに、その時のフィーリングで決めるのも食べ歩きの醍醐味。
筆者は、たこ焼きは「あっちち本舗」や「たこ八」と出会い、
お好み焼きは、目に入ったお店で食べました。笑
ちょっと歩けばすぐにお店が見つかるし、どこも絶品!
京都観光は歩きが多いので、いいパワーチャージになりました。
京都駅(14:00)
京都駅に着いたら、まず大きな荷物を預けると観光がラクになります。
ロッカーでもいいですが、ホテルが駅に近いならホテルに預けに行くと、観光後に駅に戻る必要がないのでおすすめです。
筆者は、プリンスホテルを利用し、駅の受付で預けた荷物をホテルまで運んでくれる「お預かりサービス」を使いました!夕方には荷物がホテルに運ばれるので、とっても便利です。
伏見稲荷大社(14:15〜15:00)
京都で最初に訪れるスポットは、存分に「京都らしさ」を感じたい!
そんな方にピッタリなのが、1300年にわたって人々の信仰を集めつづける「伏見稲荷大社」です。
全国に3万社ほどあるという「稲荷神社の総本社」で、稲荷山全体を神域としている由緒ある神社。
見どころは、なんといっても鳥居!
敷地内には約10,000もの鳥居があると言われていますが、中でも素晴らしい場所が「千本鳥居」です。
朱色の鳥居がズラッと並ぶ光景は、見事な美しさです。
「願い事が通るように」という思いや、「願い事が通った」というお礼を込めて、鳥居を納める習慣がついたそう。
「五穀豊穣」「商売繁栄」の神様として信仰を集めていますが、安産・家内安全・万病平癒・学業成就などのご利益もあずかれます。
時間があれば、「稲荷山」を回ってお山めぐりもおすすめです。山の上から望める景色もきれいで、所々で神社などがあり伏見稲荷大社をより深く感じることができますよ。
– 伏見稲荷大社に近いカフェでひと息♪ –
伏見稲荷大社の休憩所である「啼鳥庵(ていちょうあん)」に併設されている抹茶カフェ。和の風情がただよい、テラスからの景色もきれいです。人気メニューの「稲荷パフェ」はインスタ映え!
厳選された挽きたての珈琲を本格エスプレッソマシンで淹れるスペシャルティ珈琲専門店です。木のぬくもりと緑豊かな景色がほっと一息つける空間。質の高いコーヒーだけでなく、自家製スイーツやサンドイッチなども人気です。
伏見稲荷大社で歩いたあと、気軽に立ち寄れる古民家カフェ。落ち着く雰囲気の中、コーヒーやスイーツ、フードなどを楽しめます。
三十三間堂(15:30〜16:00)
伏見稲荷大社を楽しんだ後は、「三十三間堂」へ。
伏見稲荷大社からは徒歩30分・バスで15分ほどのところにあります。
「1,000体の観音像」が祀られていることで有名です。
暗い館内に入り、整然とならぶ黄金色の像を目にした瞬間は感動もので、思わずハッと見とれるほどの圧巻美です。
なんと1,000体すべてが「国宝」に指定されています。
1体1体の顔や表情が違い、「自分や会いたい人に似た像がある」と言われています。そんな像を探すのも楽しみ方の1つでしょう。
注意したいのが、「受付終了時間」です!
・4/1~11/15:8時~17時(16:30受付終了)
・11/16~3/31:9時~16時(15:30受付終了)
他の社寺もそうですが、時期によって営業時間が違うので注意しましょう。(筆者は、1月に15:30過ぎに訪れたらすでに門が閉まっていてガックリした経験あり。笑)
清水寺(16:30〜17:45)
三十三間堂のあとは、京都のハイライト「清水寺」へ。
三十三間堂からは、徒歩で約30分、バス約7分+徒歩15分ほどでアクセスできます。
清水坂周辺に広がるお土産街は、夕方になると閉まり始めるので、先にいろいろ物色♩
八ツ橋や抹茶シュークリーム、コロッケ、雑貨土産などなど、目移りしながら清水寺への坂を登ります。
最初に目に入るのは、「仁王門」。
三重の塔、
そして本堂を抜け、「清水の舞台」へ。
宙に浮かぶような本堂と、美しい柱、京都の街並み・・・
すべてが絶妙にマッチしていて、何度見ても素晴らしい景色です。
個人的には柱が好きで、12メートルにおよぶ柱は、釘を一切使わない「かけ造り」という手法でつくられています。まさしく日本の伝統美!
2008年から12年かかった改修工事も、2020年に完了しましたね!
また、初めて清水寺を訪れる方は、随求堂(ずいぐどう)で「胎内巡り」(たいじめぐり)もおすすめです。
真っ暗闇の中で、壁にある数珠をたよりに進み、ぼんやりと明るくなっている「随求石」(ずいぐいし)でお祈り。つかの間の5分ですが、心が生まれ変わったかのようなスピリチュアルな感覚を体験できます。
その他にも、
- 音羽の滝(おとわのたき):学業成就、恋愛成就、延命長寿
- 首振り地蔵:恋愛祈願
- 弁慶の錫杖と高下駄(べんけいのしゃくじょうとたかげた):浮気防止
- 地主神社(じしゅじんしゃ):恋愛祈願。恋占いの石など色々なスポットあり。
などなど、ご利益のある見どころがたくさんあります。
そもそも清水寺は、「すべての人を救う観音さま」と「音羽山から湧く霊泉」「音羽の滝」により、昔から無病息災・良縁成就・立身出世・子授け・財福など、さまざまなご利益があると言われています。
何度行っても魅力を感じるスポットですね*
ぶらぶら散策「八坂の塔〜八坂神社〜平安神宮」(17:45〜18:45)
清水寺を楽しんだあとは、夕飯のお店までぶらぶら散歩。
ぼんやり灯りがともる街に、
八坂の塔、
八坂神社、
平安神宮の公園などを見ながら。
移動はバスを使うと時間削減になるかもしれませんが、京都は歩いて移動するのもいいです。
歩いていると社寺やお店などを近くでゆっくり見れるので、いいんですよね*
南禅寺・八千代旅館にて夕飯(19:00〜20:00)
ぶらぶら散歩のゴール、「南禅寺・八千代旅館」でディナーです。
京都に来たなら「京料理」を食べたい方も多いはず。
八千代旅館では、そんな京料理や湯豆腐を、和の情緒ただよう素敵な雰囲気の中でいただけます。カップルや接待などにもおすすめです。
上の写真は、たしか「湯豆腐御膳」だったかな。
京野菜や湯豆腐をベースとなっていて、とっても美味しかったです。
南禅寺で有名な「湯豆腐」は、お坊さんの精進料理であることから有名になったそう。毎朝、作りたての京豆腐を利尻昆布のみで煮ているんだとか。こだわりが詰まっています。
そして美しき庭園がなんとも趣があるんです。
よい雰囲気の中でお料理を楽しめます^^
もともと旅館ではありますが、食事だけも可。
公式ページから電話予約できますが、ネット予約したい場合は「一休」や「JTB」などの予約サイトからできます。筆者も食事のみをネット予約をしました。
公式ページによると、「ゆどうふ膳・京懐石弁当」などは予約なしでも良いそうですが、その他の「みにかいせき・すき焼き・鯛しゃぶ・四季の京懐石・特選しゃぶしゃぶコース」など、ほとんどのものが事前予約が必要とのことです。詳しくは、公式ページやお電話にてご確認ください*
ホテル到着(20:45)
ご飯を食べたあとは、ホテルへ。
筆者は「ザ・プリンス京都宝ヶ池」(旧名:グランドプリンスホテル京都)にて宿泊。上賀茂・鞍馬方面だったので南禅寺からはちょっと遠く、バスを使っても40分ほどかかりました。
京都駅で預けた荷物も届いているし、和モダンなお部屋や館内もきれいで大満足☆
ということで1日目は、大阪からはじまり、京都では有名どころを歩き回りました。
2日目につづく・・・*
▼ ガイドブックがあると、やっぱり心強いです。
「電子書籍版」もあるので、荷物いらず♪
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